尼崎・阪神間 〜 大阪 の  住 宅 診 断 ・

 工事中の診断 ・ 住宅診断専門事務所 ・ 内覧会同行

  一級建築士の住宅診断(ホームインスペクター)


全 体 の 概 要 住 宅 診 断 工 事 中 の 診 断 マンションの診断 内 覧 会 同 行 熱 交 換 給 排 気 システム & 擁 壁 事 務 所 案 内 住宅診断の流れ・お問合せ・料金表へ


   本ページ末尾近くに、「住宅診断 なんでも相談コーナー(無料)」を、

          掲載していますので、ご利用下さい。




  ホ ー ム ペ ー ジ 全 体 の 概 要 を 説 明 す る ペ ー ジ で す。

          住宅診断 〜 お問い合わせ の各ページの概要 を掲載しています。


 

  住 宅 診 断 (ホームインスペクション)

            
住宅診断(ホームインスペクション)専門の 設計事務所 です。

戸建て住宅(診断対象面積 80u未満): 39,000円(税別)

---→ 詳しくは、 ここをクリックして『 住 宅 診 断 』 のページ をご覧下さい。



新築住宅(建売住宅)の購入に際して、契約前や引渡しを受ける前に住宅診断をする

   ことにより、売り主側に不具合箇所を手直ししてもらうのに、多いに役立ちます。



また既存(中古)住宅を購入する前に、住宅診断(ホームインスペクション)をすることにより、

  購入やその後のリフォームに伴うリスクを軽減するのに、大きな効果があります。




日本ホームインスペクターズ協会の、公認インスペクターによる現地調査

                           に基づく住宅診断をします。

 診断項目・内容は、上記協会の調査基準に基づきます。 

調査後に、@ 調査結果を 現地で説明、 A 約1週間後に 診断報告書を、提出いたします。



@ まず 一戸建て住宅の事例を、紹介します。


 天井点検口等があり、可能な場合は 屋根裏や天井裏に進入調査 します。  雨漏りの形跡や、構造部材の確認は重要な調査です。
   

 進入調査が状況的に不可能な場合は、点検口に顔を入れて、照明により見える範囲での確認をします。   普段は見れない空間なので、ぜひ調査したい部分 です。    

 床下も同じく、調査・診断をお勧めしたい部分です。 木材の腐朽やシロアリが見つかることもあります。   
 外壁サイディングボードの目地シーリングのひび割れです。
 外部ならば概ね10年で、シーリングのヒビ割れが出てきます。       

 ヒビ割れから雨が浸入すると、壁内の下地材や構造木材が劣化・腐朽 して、内装仕上げ材まで被害を受けます。    

 そうなる前に、シーリングの打ち替え(更新)をすべきだと思います。

 壁内木材や内装仕上げまで被害が拡がる、とその修復に大きな費用と時間がかかります。


 ご自宅が病気(劣化による被害発生)になる前に、健康診断(住宅診断)をしましょう。    

     

 住宅診断における調査は、『この住宅でなにが最も問題なのか?』 という視点で、診断のための調査をすることから始まります。

           

 リフォーム・リニューアルの場合には、事前に既存建物の住宅診断を行うことで、工事予算に優先順位をつけて有効に使うことができます。

 また中・長期的視点で結果的に、トータルコストをを抑えることもアドバイスできます。

     
            それが、住宅診断の目的ではないかと考えています。    
            
 住宅診断(ホームインスペクション)専門の 設計事務所 です。

   戸建て住宅(〜80u) 39,000円(税別、下記も同じ)  
   マンション(〜80u) 39,000円(共用部の一部を含む)


 ---→ 詳しくは、 ここをクリックして『 住 宅 診 断 』 のページ をご覧下さい。


           ・ 調 査 項 目 図 解   は こ ち ら







※診断報告書見本は、診断実施日である2017年6月時点でのJSHIの書式で作成したものです。 
      最新年度版とは若干書式が異なりますが、内容は変わりません。
 個人情報保護のため一部画像処理や削除をして、見本用として加工処理したものです。
 そのため実際より枚数・内容が少な目になっていますが、実績平均では40〜50枚程度です。








    
(土)・(日)・(祝)も、平日と同じ


  料金額で 住宅診断をお受けしています。






A マンションの住宅診断の事例です。

 新築 も 既存(中古)も、住宅診断いたします。

 既存は、販売業者側でリニューアル済の場合が多いです。
 本事例でも、リニューアル済の既存マンションでした。


 きちんとリニューアル工事されているか? の確認依頼でした。     
 特にバルコニーでは、 雨漏りや、エアコン設備、排気口 等に注意を要します。
   


 エアコンの壁掛け室外機からの、ドレイン排水ホース管の設置に 改善すべき点がありました。

 排水ホース管が壁に固定されておらず、ブラブラしたままでした、および 床上では、排水側溝までの間が 転がし状態でした。


 いずれも、きちんと工事処理されていない状態でした。
 契約上、工事範囲外になっていた可能性もありますので、注意が必要です。    


 --→ 詳しくは、 ここをクリックして『 マ ン シ ョ ン の 診 断 』 のページ をご覧下さい。
 
   
        
 
「 気 に な ら れ る 箇 所 等 を 重 点 的 に、調査・診断 」するコース   

   「 ちょっと気になるところがある 」 方に 適した住宅診断です。
    


    まず 気になっておられる箇所(複数可)を優先して、調査・診断します。      

       その後 残りの時間内で、その他の箇所を 調査・診断します。      


  診断料金  35.000円(税別)(診断対象面積 100u以下の場合)
    

 依頼主様は 床下の湿気を気にしておられ、そこを優先して診て欲しいとの 依頼でした。   

 オプションとなる了解を 事前に得ていましたので、床下点検口から床下進入調査をして、調査・診断しました。

 基礎天端と土台(基礎上の木製の角材 105mm×105mm)の間に、ゴム製パッキン(厚さ 20mm)が 敷き込まれています。


 そこに、通気スリットがあり、有効に機能しているか? を調べると、通気スリットはあるものの、 基礎外側の 仕上げのモルタル塗りで半分以上 塞がれており、有効とは云えない状態でした。

 つまり、床下換気が不十分な状態になっており、湿気が滞留しつつあるのです。
   


 床下と屋根下は、進入調査・診断をお勧めしたい部分です。 木材の腐朽やシロアリが見つかることもあります。

 進入調査が状況的に不可能な場合は、点検口に顔を入れて、照明により見える範囲での確認をします。   
 前述と同じ場所で、大引(1階床板を受け支えている構造材)の下側面を、含水率計で測定すると、23.0%〜35.5%(今回の最大値)でした。  (横の白い物は、床下断熱材です。)

 含水率とは、製材した木材の 表面部近くの内部の水分率です。 一般的には、18.0%以下が目安値なので、かなり高い値です。       

 木材は水や水分に弱く、腐朽や劣化の原因となり、カビやシロアリの発生を招きます。    

 床下換気が不十分なことは、木造住宅の耐久性や耐震性を低下させ、不動産としての資産価値を落とすことに繋がります。


 床下換気不足や屋根裏換気不足は、直接 目に見えませんので、発見が遅れがちですが、 床下・屋根裏換気不足は、法的10年保証の対象外なので、充分注意する必要があります。    
  上記問題の 解決策(案)として、下記を依頼主様に、提案・説明 致しました。


 @ 基礎パッキンの通気スリットを、モルタルで塞いでしまったことは、施工者の施工ミスなので、是正を要求して下さい。       

 A 是正は、期限を明示して 実施させて下さい。( 期限は指示後 30日以内を(案)として、協議・決定して下さい。)    

 B 是正は、通気スリットのモルタルを内側と外側より、治具を用いて除去・貫通を指示して下さい。

 C 是正目的は、床下換気機能の回復なので、作業後に左記回復を確認した後に、建築主への報告を 受けて下さい。



 加えて、施工者への指示・交渉・確認等の方法を、説明・アドバイスしました。     



住 宅 以 外 の ビ ル ・ 店 舗 等 の 場 合 は、こ ち ら の 建 物 診 断 をクリックして、ご覧下さい。


 

    工 事 中 の 診 断 (インスペクション)

    
 
  最近、"工事中の診断" をする方が増えています。 

       工事施工に不安・不信がある場合は、ぜひご利用下さい。
    



 
            

   戸 建 住 宅(〜90u) : 上棟直後 の場合  45,000円

   賃貸アパート等(〜500u): 上棟直後 の場合  82,000円〜!

              ・ 賃貸アパート等は、1 棟買い予定者や、または売主である家主様を対象としています。



  住宅診断を工事中に行うと、より効果的です。、
            完成時や完成以降では、隠れて見えず調査・診断ができない部分も、
                      工事中ならばできます。


      対象部を、目視と必要な部分は計測器等具を用いて調査・診断します。

   異状が見受けられる箇所があれば、写真撮影して報告書に添付します。
       事前に設計図のご提示がある場合は、設計図と工事中現況との照合を、
            時間の範囲内で行います。
 基本コース料金に含まれています。 

    その場でも結果の概略説明をした上で、調査後に診断報告書を提出します。


@ 木造 3階 戸建て住宅 の 事例です。


 柱・梁・屋根等の構造材が組み上がった段階で、 工事中の調査・診断 をしました。  

 外壁下地材は張られていますが、屋内側下地材はまだ未施工なので、構造材が良く見えます。
   
 外部足場は掛かっている段階なので、足場に上り外部からも調査・診断ができました。 

 完成すると見れない部分を、しっかりと見て調査します。   
  
     

 工事中における調査・診断の目的は、『 隠れた瑕疵・不具合の発生の予防 』です。 そのような観点で、調査・診断を進めます。

     
 工事中の調査・診断を行うことで、 建築主と施工者(または 買主と売主)の双方にとって、トラブルの軽減・回避につなげ, 完成後のクレームを減らし、それに係わる費用と時間を節減し、 結果的に、工事費用を中・長期的視点安く抑えること。      

       それが、住宅診断の目的 であると考えています。    
            

A 賃貸マンション(鉄筋コンクリート造)の事例です。

 工事中の住戸内部です。
まだコンクリートむき出しの段階
です。

 アルミサッシが取り付けられ、設備配管や電気配線の工事中です。
   
 この段階ではサッシの水平・垂直精度や、 排水管の勾配等もチェックします。

 コンクリート面をチェックして必要部を補修をしてから、 断熱材を施工して、内部の仕上げ壁を貼ります。   



工事中の診断(全5回コース)を 4回以上、実施された方には

 実質 3.3万円の、値引きキャンペーン中です。


 キャンペーン期間は、2024年9月末 終了予定です。





 

   内 覧 会 同 行 + ア ド バ イ ス

           

@ 買い主様と一緒に同行して、買い主様を補佐する立場で、説明やアドバイスををいたします            

A 内覧会は、入居前の完成状況の確認をする場であり、 売り主側に質問や不具合部の指摘をする

   場でもあります。
                       
           
   
  内覧会は、順序や時間が予め決められていて、そのプログラムどおりの進行が求められます。    

 初めて内覧会に参加する買い主様は、そのペースに誘導されてしまうことが多いかと思います。    

 買い主様の補佐者として適切なアドバイスを行い、買い主様にとって有益な内覧会になるように努める のが、同行する私の立場です。    

 マンションは、今後数十年間に渡り支払いを続ける、高額な買い物です。  念には念を入れて確認された上で、引き渡し受けられるでべきかと思います。
   


  ---→ 詳しくは、 ここをクリックして 『 内 覧 会 同 行 』 のページ をご覧下さい。



 

      熱 交 換 給 排 気 シ ス テ ム & 擁 壁

  

  ■ 新 し い タ イ プ の 換 気 シ ス テ ム で す。


@ 空気と一緒に移動していた熱エネルギーを、空気から分離するシステムです。    
 冷暖房された空気の熱を、換気時に外部に排出しませんので、省エネに貢献するシステムです。

A 床下に、熱交換 換気扇を設置して、換気ダクトで各居室に、給気&排気 します。   



A.  熱 交 換 給 排 気 シ ス テ ム の 診 断  
   

 床下に設置された金属製の箱は、「熱交換 換気扇」です。

 そこから出ている 2本のアルミ製フレキシブルダクトは、左が排気ダクト、右は給気ダクトです。  

 熱交換換気扇とは、空気(気体)は移動するが、空気中の熱は ほぼ移動しない換気扇です。    

 従来型換気扇は、暖房や冷房した室内空気をそのまま、外部へ排気していました。 

 また、屋外の熱い外気や冷たい外気を、そのまま室内へ取り込んでいました。


 冷暖房した熱エネルギーを無駄に消費していたのを、有効に使うようにした「省エネ型の換気扇」を用いた換気システムです。
 床下に設置されている”排気集合装置”です。 形状より「タートルチャンバー」 (亀型のチャンバー)と呼ばれます。

 チャンバーとは、ダクトの経路上に設けられる、気体の混合や分岐・方向転換を行う箱型や球体状の構成部品です。

 各室からの排気が複数本のダクトで、チャンバーに接続されて1本に集約されて、熱交換型換気扇に流入します。

 熱交換換気扇を経由して、排気出口より外部へ排出されますが、その際 一緒に熱が排出されない仕組みです。






B.  斜 面 地 の 擁 壁  の 診 断   
   

  擁壁の劣化を見逃すと、大きな被害を呼び込む可能性 が出てきます。    

 上の写真は、 鉄筋コンクリート造擁壁に縦に ひび割れが入った例 です。 

 下の写真は 古い石積み擁壁の一部の石が、飛び出してずれてきた例 です。

 ともに、この時点で補修・補強すれば大事には至りませんが、放置すると症状は進行 していきます。    

 擁壁は 裏側に溜まる水の圧力 で壊れることが多いです。  そうならないように 水抜き孔 を設けていますが、詰まっていると 大雨の場合等に危険な状態 になりかねません。     

 擁壁の補修・補強は、その分野の知識と経験が必要です。 状態に応じた 適切な対応や、補修・補強の工法を提案等のアドバイスをいたします。    

 下の写真の事例は 石積み擁壁ですが、石の継ぎ目がずれて前に飛び出しています。  状態がこれ以上悪化する前に 無収縮防水モルタル注入工法で補修できましたので、それ以上の進行を食い止め、大事に至りませんでした。



 

  住 宅 診 断 報 告 書 見 本 

 



※ 診断報告書見本は、診断実施日である2017年6月時点での、
                JSHIの書式で作成したものです。 
       最新年度版とは若干書式が異なりますが、内容は変わりません。

  個人情報保護のため一部画像処理や削除をして、
          見本用として加工処理したものです。

    そのため実際より枚数・内容が少な目になっていますが、
       実際の実績平均では、40〜50枚程度です。


 - - - -  上記をご了解の上、下記の住宅診断報告書 一式の見本をご覧下さい。 - - - - -



 

  事 務 所 案 内

 
    一級建築士事務所   建 築 コ ン サ ル 設 計  の概要です。



  私の略歴や、所持している資格などを掲載・説明しています。

   また、今までの設計 および 工事監理実績も紹介していますので、ご覧下さい。




 約30年間に渡り、建築設計・工事監理・積算・見積り・発注契約等 の
            仕事をして参りました。


    民間のみならず、最近では「建築工事監理担当コンサルタント」として、
          官公庁にも 6年間 勤務しました。

     その 「巾広い経験と知識を活かした」、住宅診断をいたします。 



 ---→ 詳しくは、 ここをクリックして『 事務所案内 』 のページ をご覧下さい。





住 宅 診 断  な ん で も 相 談 コ ー ナ ー


無 料 ・ ご納得できるまで 何回でもO.K!





E‐m a i l :  質 問 送 信 B O X 


ここを クリックして、ご記入・送信願います。



 ・ 氏名は、本名 または ニックネーム で記載して下さい。

 ・ 住所は、〇〇市△△町まで 記載願います。(以降は任意)

 ・ 1回につき、質問は 3項目までです。
               (4項目以降は、一旦 区切って次のメールで)


 ・ 分からない専門用語がある場合も、説明・解説いたします。

 ・ 回答は、概ね3〜4日以内にいたします。

 ・ 電話でもO.Kですが、出れなかった場合は、間をおいて掛け直して下さい。



 ※ 参考として、以前にあった 「質問 & 回答」 事例の一部を紹介します。


 @ 住宅診断士とは、ホームインスペクターのことですか?

  → そのとおりです。 NPO法人:日本ホームインスペクターズ協会に
      登録して、業務をしている資格者を云いますが、
         ( 時々 似たような名称を 自称している者もいるようです。)



 A よい住宅診断士 を 選ぶポイントは、何でしょうか?

  → 基本的には、下記の 3項目です。 

 (1) 住宅診断における「第三者性」を堅持していること。
    ・・・ 診断報告書の冒頭で、このことを 宣誓する文章を記載しているか?

 (2) 技術面の「公正・公平」を確立していること。
    ・・・ 診断する全ての分野を、偏りなく 知識・経験 を有しており、
                    ある分野が不得手と云うことがないか? 
 (3) 正しい 診断報告書 を作成する「専門的能力」があること。
    ・・・ 事実に基づき、専門的な事柄も、
               分かりやすく説明・記載することができているか?



 B 建売り と 建築条件付きの 違いで、気を付けるべきことは 何でしょうか?

  → 建売リは 完成した住宅の販売です。 
      建築条件付き とは、土地の販売方式の一種です。
       土地販売の条件として、住宅建築工事先の 指定や誘導 があります。
        契約によっては、工事業者を 自分で選べないこともあります。



 C 「内覧会同行」と 「マンションの住宅診断」は、何が違うのですか?

  → 内覧会同行は、分譲業者側が主催・管理して行うものです。 
      住宅診断は、購入者様が依頼者となって、主体的(購入者ファースト)
                              に行うものです。
       内覧会同行は、他の購入者も同じ日に行いますので、
        決められた時間スケジュールに基づき、進行します。
          一般的に、先に住宅診断をするのが、有益で得策です。



 D 2025年4月から、住宅等で建築基準法の改正があると聞きましたが?

   → 2025年4月以降に着工する住宅等に、適用されます。 改正点は 以下です。
      (1) 省エネ基準適合への 法的義務化。
      (2) 1階建て かつ 200u以下のみ、適用されません。
      (3) 確認申請に添付する図面・書類が増え、手続きも厳しくなります。



 E 「工事中の診断」は、なぜ必要なのですか?

   → 完成時では、仕上げ等で隠れて見えない部分の、
        施工上の不備・不具合を見つけて、是正指摘するためです。

     例えば、基礎の鉄筋は、コンクリートを打設した後は、確認できませんので、
            その前に、基礎配筋検査が必要です。

      次工程の、基礎のコンクリートの打ち上がり状態も、床板を貼った後では、
        床下部の コンクリート ヒビ割れや、寸法不足等の発見は困難です。

        コンクリートのヒビ割れは、「基礎完了時の診断」時が、
           最も発見しやすいタイミングなのです。

     外壁内部の断熱材の確認も、外壁の屋内側の 仕上げ板の
            (石こうボード等)を 貼った後では、確認困難です。
         


 F 「工事中の診断」で、屋根に上がっての調査・診断は可能ですか?

   → 「上棟時の診断」時 または「断熱材施工確認」時に、
                      足場が設置中の場合は 可能です。
        安全を確保できる範囲内で、なるべく多くを診ます。

     軒樋や、屋根頂部(棟または軒先)の換気金物、ケラバ(屋根勾配部の側面)
        等の 納まり具合や状態 も診ます。

       金属製屋根は、その接続部のシーリング打設状態も、確認します。



 G 戸建て住宅 と マンション の料金額が同じ なのは何故ですか?

   → 住宅診断料金は、それにかかる時間量を ベースにして算定しています。
        過去5年間の両者の 時間量を、分析するとほぼ同じでした。

     例えば、マンションには共用廊下に面して、メーターボックスがありますが、
       設備上の重要部分なので、しっかりと診る必要があります。

      また、鉄筋コンクリート造なので 防水上の納まりや、マンション特有の
         管理組合・管理業者・修繕積立金の、留意点説明等があります。



 H 基礎のコンクリートが、生コンクリートからコンクリートに 変わる
          タイミングが、分かりにくいのですが?


  → コンクリート製造工場で練り上げられた状態が、生コンクリートです。 
      現場で基礎型枠内に 打設された後、徐々に乾燥・硬化しますが、
         所定の強度・性能が出た段階で、コンクリートに変ります。



 I  地盤が弱いと、地震での被害が大きくなりますが、
             地盤の検討・安全性の確認は してもらえますか?


   → 「工事中の診断」では、診断項目として含んでいます。
           (工事中の診断以外では、オプション: 8,500円(税別)となります。)

  施工業者側で実施している筈の、地盤調査報告書(一式)を提出して下されば、
            分析・確認して、分かりやすく説明・提出します。

  もし、地盤調査報告書が無い場合は、業者への対応の仕方をアドバイスいたします。


  当事務所で、明治時代以降の古い地形図を入手して、地形の変遷履歴を調べます。    現地が以前何だったのか? ため池・水路・崖地の造成後だった場合もあります。

    また、地盤改良工事をしている場合もありますし、
      必要なのにしていない場合もありますので、そのあたりも分析いたします。






 
・・ それではここで少し”ホームインスペクション”について考えてみましょう。・・     

   住宅診断における調査は、『この住宅で何が最も問題なのか?』という視点で、調査・診断することから始まります。    

 調査・診断費用が、 無駄または高いのでは ないのか?と云う声も耳にしますが、建築や不動産での問題の見落としは、大きな金額の損失につながることがあります。  

 特に既存(中古)住宅の購入には、どんな問題が潜んでいるか?分からないことが多いのです。     
 契約前のなるべく早い段階で、住宅診断を受けて問題点を洗い出しておきましょう。    

 住宅診断は住宅の健康診断です。 人で云う病気の早期発見・早期治療と同じようなものと言えます。
 買ってからトラブルを抱え込むより、住宅診断で安心を買いましょう。
   

 それが、 住宅診断の目的 のひとつではないか? と考えています。  


ちなみに参考までに・・・
   
  日本では買主・売主どちらからでも、ホームインスペクションを依頼することができます。    

  欧米等のホームインスペクション先進国では、買主責任主義が浸透しているため、 買主がホームインスペクションを依頼されるケースが多いようです。    

  当事務所はどちら様からの依頼でも、ホームインスペクションにとって基本原則である "第三者性"・"客観性"・"専門的能力" を堅持した調査・診断を致しますので、ご安心下さい。    

全 体 の 概 要 住 宅 診 断 工 事 中 の 診 断 マンションの診断 内 覧 会 同 行 熱 交 換 給 排 気 システム & 擁 壁 事 務 所 案 内 住宅診断の流れ・お問合せ・料金表へ

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